院内感染とは、病院内で、微生物接種により引き起こされた感染で患者様のみでなく医療従事者をも含みます。
歯科医院で特に注意すべき感染症として
・ウィルス肝炎(B型、C型)
・AIDS
・MRSA感染症
・ヘルペスウィルス感染症
などがあります。
しかし、このような特別な疾病だけでなく一般細菌も含めて常に感染の危険があることを認識しその予防に努めなければなりません。
そこで医療法人豊歯会では、院内感染を防ぎ安心して治療を受けていただけるよう下記のような滅菌、消毒を行っております。
高圧蒸気滅菌(オートクレーブ滅菌)
適当な温度と圧力の飽和水蒸気中で加熱することによって滅菌します。
薬液消毒
薬液を作用させて微生物の菌体を構成する蛋白質の変性、酵素阻害などをおこして殺菌します。グルタールアルデヒドやアルコール、塩化ベンゼトニウムなどの薬液と超音波洗浄器を併用し殺菌します。
ホルマリンガスによる消毒
器具を入れた容器にホルマリンガスを入れて微生物の菌体を構成する蛋白質を変性、凝固させることによって殺菌します。
紫外線消毒
紫外線を照射することによって微生物の核蛋白構造が変化して死滅すると考えられている方法。滅菌、消毒済みの器具の保管庫で使用しています。
分担執筆:大山宏史
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